今日は何の日?・・・「人日の節句」
1月7日は「人日の節句」(じんじつのせっく)です。
七草の節句とも呼ばれ、人を大切にする日という意味があります。
端午や七夕などの五節句のひとつです。
『五節句』とは・・・
なぜ1月7日に「七草がゆ」を食べるの?
お正月の雰囲気を満喫して、お休み明けのこの頃。
たくさんのご馳走をいただいて、蓄えられたおなかには立派なお肉が・・トホホ((+_+))
体重計に乗るのが怖い!
胃が疲れちゃってる
体が重たい
そこの貴方!私と同じ状況です(笑)
そんな時に、忙しかった胃を休ませていたわってあげるのが「七草がゆ」
人日の節句は人を大切にする日だとお話ししましたね。
そこで、この日の朝に春の野原で芽吹く「七草」の入った粥を食べることで邪気を払い、
一年の無病息災を祈るようになったのです。
七草がゆにはこのような意味が込められています。
『七草』とは春に芽吹く若菜の7つです。
① せり・・・・競り勝つ
② なずな・・・なでて汚れを払う
③ ごぎょう・・仏体
④ はこべら・・繁栄がはびこる
⑤ ほとけのざ・仏の安座
⑥ すずな(かぶ)・・神様を呼ぶ鈴
⑦ すずしろ(大根)・汚れのない純白さ
※名前や形から縁起物として尊ばれていました。
「七草がゆ」の効用は
ビタミン、ミネラル、ポリフェノールが豊富に含まれ、一杯のカロリーは約140kcal。
薬膳の効果もあると言われています。
効果① 美容・美肌
あかぎれやそばかすの予防
胃腸の働きを良くしてお通じも改善
効果② 二日酔いの解消
肝臓の機能を回復
効果③ むくみ解消
利尿効果があるので、手足、顔のむくみ改善
効果④ ビタミン、ミネラルの補給
ビタミンA/B/C/K・カルシウム・カロチン・鉄分が豊富に含まれています。
効果⑤ リラックス
スズナの香りは心を安定させます。
効果⑥ 食欲増進
胃の働きを整え、おなかスッキリ。
効果⑦ 風邪の症状に効く
咳止め、解熱作用、扁桃腺炎の予防
痛みを和らげる
科学的な根拠はないようですが、昔から大切にされてきた日本の風習です。
「無病息災を願う」という思いは今も昔も変わらぬ願いですね。
未来を担う子どもたちにも伝えていきたいですね。